剪 定(植木の手入れ)
樹木の生長と樹形を整える為の作業です。
剪定をせずに放置しておくと、樹高の高い樹木の枝が伸長してその下部が暗くなり、灌木は枯れ、成長の早い樹木は力を得てどんどん大きくなります。高木であっても日射が妨げられて下枝が上がり風通しが悪くなることなどから、病害虫の発生の原因ともなります。剪定は庭全体のバランスを考えて、幹枝を切ることにより、樹木の生長をコントロールするとても大切な作業なのです。剪定は大きく2つに分かれます「切り戻し」と「枝抜き」です。切り戻しは、樹形を小さくしたり、現状の大きさを維持するために行う剪定を言います。枝抜きは、込み合った枝や不要の枝を取り除くことを言います。
■剪定の時期
@ 針葉樹・・・10月〜3月 (松は「緑摘み」「もみあげ」といった手入れがあります)
A 常緑広葉樹・・・10月〜3月 (年2回行うときは春から夏にかけて1回行う)
B 落葉広葉樹・・10月〜3月
以上のように剪定の適期はありますが、一般的に10月〜3月に基本剪定を行います。
※花の付くツツジ類は開花後5月〜6月
※生垣の刈り込み回数は、年1回の場合・・・6月〜7月
年2回の場合は5月〜6月・9月〜10月
常緑針葉樹
常緑針葉樹 |
アカマツ カイズカイブキ カヤ クロマツ ゴヨウマツ スギ ダイオウショウ チャボヒバ ヒノキ ヒマラヤスギ ヒヨクヒバ モミ カラマツ など |
常緑広葉樹 |
アラカシ シラカシ イヌツゲ ウバメカシ カクレミノ カナメモチ キンモクセイ クスノキ ゲッケイジュ サザンカ タイサンボク ツバキ ヒイラギ ヒイラギモクセイ マテバシイ モッコク ヤマモモ ユズリハ など |
落葉広葉樹 |
イチョウ イロハモミジ ヤマモミジ ウメ ウメモドキ カシワ カツラ カリン ケヤキ コブシ ザクロ サルスベリ シダレザクラ シダレヤナギ ソメイヨシノ ナナカマド ネムノキ ハナミズキ ヒメシャラ モモ ヤマボウシ ロウバイ など |
植 栽
植栽と言ってもいろいろあります。景観、美観をもたらす為の植栽と同時に樹木のもつ機能を活かした植栽もあります。(遮蔽植栽、防音植栽、防火植栽防風植栽など文字通りとても大きな役割を果たしているのです)
また、植栽には樹木によっても適した時期(適期)があります。
常緑樹:3月上旬〜4月、6月中旬〜7月中旬、9月中旬〜10月
落葉樹:2月下旬〜3月、11月〜12月中旬
針葉樹:2月〜4月上旬、9月中旬〜12月中旬
いずれも、真夏は植栽に適していません。
樹種には、様々な特徴があります。実のなる木もあれば、日陰に強い木、紅葉が美しい木など樹種の特徴を活かしながら植栽することをおすすめします。
外構工事
お庭、門扉、カーポート、ブロック、フェンス、等、一般住宅を中心に民間集合住宅(マンションやアパート)、緑に関わる建物以外の外構工事はすべて行っております。
お客様のご要望をお聞きしながら、建物とのバランスや空間などを大切に、お客様のライフスタイルに合わせた施工を提案致します。
どんな小さなことでもお気軽にご相談下さい。
緑化工事
今、地球温暖化問題で注目されている『みどりのカーテン』を我々神田造園でも積極的に取り組んでいます。みどりのカーテンが出来ることによって、設置した所とない所での温度差が約10℃違うと言われています。みどりのカーテンは身近なところから出来る環境にやさしい取り組みです。
<区内小学校に設置した”みどりのカーテン”>
施工例 |
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公園や公共施設、住宅やビルなど緑ある環境づくりを目指しています。
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